2018年のふりかえり
仕事
ソフトウェアエンジニア兼務のプロダクトマネージャーになって1年8ヶ月経った。
担当製品には大口の顧客がついて、パートナー企業も増えて、そこそこ事業の見通しが立ってきたらしい。
PMとしては、ユーザーの要望や自社の事業戦略やチームメイトからの提案を交通整理し、チケットに分解して、チームメイトにふりまくった。
チーム内外から、8名もいるのに誰かの作業待ちやコードの競合がほぼ起きないのはすごい、と言われた。
チーム全体では1300以上のPull Requestをマージし、70回以上リリースした。
チームは自分含め5名から8名に拡大した。自分含む半数以上が常時リモートワーク(たまに出社)で、残り半数はたまにリモートワークするようになった。
オフィスが手狭になってきたのと「リモートで成果出せるチームだから」ということで、オフィスから固定席がなくなった。
エンジニアとしては、目玉機能は技術力の高いチームメイトにできるだけ任せた。
自分は「製品を安定稼働させる」あるいは「ユーザーが製品をすばやく理解して安心して使えるようにする」ようなチケットを多めに拾っていった。
- アプリ内ヘルプ、チュートリアル、機能のオンボーディング
- ナビゲーションの改善
- 運用ログの分析導入と不具合修正や機能改善
- 国際化の導入
- 認証認可の再構築
知り合った人たちの何人かが自社や協賛各社への転職してくれた。
OSSへの貢献
仕事で使っているOSSに欲しい機能や困った不具合がいろいろあって、報告したり、自分でも実装できそうなものにはPR(Pull Reqeust)を送った。SNS上やカンファレンスでお会いしたときに感謝されたり、ふだんと違う技術やツールに触れられたりと、良いことばかりだった。
以下はPRを送ったレポジトリと件数。
- AKIRA-MIYAKE/serverless-import-swagger 3
- APIs-guru/openapi-sampler 1
- Rebilly/ReDoc 3
- Semantic-Org/Semantic-UI 2
- circe/circe 3
- coursier/coursier 1
- cquiroz/scala-java-time 1
- fomantic/Fomantic-UI 7
- kazupon/vue-i18n 10
- lihaoyi/Scalatex 1
- nodejs/node 1
- sbt/librarymanagement 1
- sbt/sbt 2
- sbt/sbt-launcher-package 1
- sbt/zinc 4
- scala-js/scala-js 1
- scala-js/scala-js-website 1
- scala/docs.scala-lang 2
- scala/scala 12
- scala/scala-lang 1
- scalacenter/scalajs-bundler 7
- serverless/serverless 7
- slick/slick 1
- sjrd/scala-js-ts-importer 8
- vinyldns/vinyldns 1
社外での活動
今年は「名古屋のITコミュニティへの恩返し」をテーマに、さまざまなコミュニティへ20回以上の会場(自社オフィス)を提供した。またいくつか思うところがあって、もくもく会(何かのテーマで集まって、各人が好きに作業し、最後に成果発表する勉強会)への参加や開催を増やした。
名古屋Java User Groupは、自分1人だけではいよいよ安定運営できないので、運営メンバーを募集して4名体制になった。
ただ4名とも子育てや業務などでなかなか時間が合わせられないので、相変わらず不安定のままだった。
名古屋のJAWS(Japan AWS User Group)で何度か発表していたら、運営メンバーになった。運営メンバーを多角化するのはコミュニティの継続や内容の充実にいいとおもうので、参考にしたい。
家庭
今年は色々あってお金がかかって大変だったが、なんとか乗り切った。- 冷蔵庫:2ドア 140L → 5ドア 450L
- 洗濯機:縦型 4.5Kg → ドラム式 11kg
- 自動車:2002年 軽 → 2018年 軽
冷蔵庫は保存料に余裕ができ、食材をしっかり長持ちさせつつ、探しやすくなった。また買い物の回数も減らせた。
洗濯機は乾燥まで一気に終わるので、憂鬱な物干しをしなくてよくなった。
自動車は買い替えても容量や速度が3倍になったりはしないのでコスパという点では悪いが、見た目がよくなったので所有感は得られた。
旅行
だいたい食べてばかりだった。- 富山県 寿司
- イタリア ポルティコ・ディ・ロマーニャ 村おこしで有名な村
- イタリア ミラノ 美術館や大聖堂巡り、バレー鑑賞
- フィンランド ヘルシンキ
- 三重県四日市市 手仕事展
- 三重県津市 うなぎ
- 京都府 アンティークフェア、天下一品本店、国際マンガミュージアム
- 岐阜県中津川市 いちご狩り
- 愛知県常滑市 いちじく狩り
- 愛知県東浦町 ぶどう狩り
- 愛知県半田市 ミツカンミュージアム
- 岐阜県~長野県 旧中山道歩き
ビデオゲーム
職場で忙しい人と思われているようだが、長時間かかる大作ゲームも数本クリアしてるから、忙しいといってもその程度だった。- Alien: Isolation
- Asassin's Creed Chronicles
- Asassin's Creed Origins
- Asassin's Creed Syndicate
- Asassin's Creed Unity
- BIOHAZARD 7
- BioShock
- BioShock 2
- BioShock Infinite
- Dead Rising 4
- Downwell
- Fallout 4
- Firewatch
- Gravity Daze 2
- Horizon Zero Dawn
- METAL MAX Xeno
- Minit
- Mirror's Edge Catalyst
- RUINER
- Salt and Sanctuary
- Skyrim
- Symmetry
- UNDERTALE
- シルバー事件25区
- シルバー事件HD
- 大逆転裁判2
アナログゲーム
いくつか買って、アナログゲームする会にも参加した。- ゴモジン
- 死ぬまでにピラミット
- つっこみかるた
- ドブル
- はぁって言うゲーム
映画
映画館やレンタルビデオ屋とは無縁の田舎暮らしだが、自宅で見れるストリーミングサービス(NetflixやAmazon Prime Video)のラインナップでほとんど満足できた。見たかった話題の新作も、1年と待たずに配信されることもある。マイナー作品も探し回らずに見れる。
今年は、すぐに見たい新作がリリースされたときはAmazonやPSNのレンタル(100~400円くらい)を使うようになった。
都市で暮らしてたときはゲオやツタヤなどに100円や200円払ってレンタルしてたのだから、有料ストリーミングも同じだと考え、踏み切った。便利。もっとお金を払っていく
- イベント・ホライゾン
- エイリアン・コヴェナント
- エイリアン・プロメテウス
- エクス・マキナ
- エージェント・ウルトラ
- オデッセイ
- キャロル
- キングコング:髑髏島の巨神
- グランド・イリュージョン
- グランド・イリュージョン 見破られたトリック
- ゴースト・バスターズ(2018)
- ザ・ウォーク
- ザ・コンサルタント
- シェイプ・オブ・ウォーター
- ジュラシック・パーク
- ジュラシック・パーク/ロスト・ワールド
- ジュラシック・パーク3
- ジュラシック・ワールド
- スリー・ビルボード
- ドント・ブリーズ
- HER
- ハードコア
- パディントン
- パージ3: 大統領令
- ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
- ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ
- ミッション・インポッシブル フォールアウト
- リメンバー・ミー
- ローガン
- ワンダー・ウーマン
Podcastと音楽
ワイヤレスイヤフォンをAppleのAirPodsに買い替えたら、接続の不調や音質などすべて解決した。おかげで今年は移動中にまたよくPodcastや音楽を聞くようになった。TCFMと田舎.fmは最近更新がないので待ち遠しい。
音楽は Amazon Prime Music をよく使った。
本
今年は積読を増やすばかりで、読み切った本がなかった。仕事や家事のスキマ時間(1~2時間)に細切れに楽しみやすいゲームや映画を優先してしまう。本は細切れだと忘れやすい。
また、ゲームや映画だと、自分1人でなく家族も見て楽しめるというのもある。
マンガはぼちぼち読んだ。
今年は『サトコとナダ』が、イスラム文化圏(比較的日本や西洋などとも近い、開放的なところ)が垣間見えたのと百合的に良かった。
総括
公私ともに充実した1年だった。リモートワークで運動不足が課題なので、来年は何か取り組む。