Serverless Frameworkのメンテナになりました


Severless Framework に Pull Request を送りまくっていたら、2月2日からメンテナとしてのWrite 権限をいただきました。とても光栄です。

Serverless Framework は、いわゆる FaaS (Function as a Service) のための IaC (Infrastructure as Code) ツールです。2014年にAWSが発表した Lambda を筆頭に、FaaS で使う膨大なインフラストラクチャの構成管理やデプロイを、劇的に簡単にしてくれます。 

この分野の OSS には他に ApexArchitect などがあります(もっと知りたい方は awesome-serverlessが参考になります)。ぼくが知る限りでは、Serverless Framework は分野を切り開いたパイオニアであり、今なおトップランナーとしてその勢いを保ち続けています。Issue 報告や Pull Request、あるいはプラグイン開発や技術ブログでの紹介などがとても盛んなので、安心して使っていける感じがあります。

本業では2017年4月から FaaS でのアプリケーション開発に取り組み、すぐに Serverless Framework を使い始めました。使いこんでいくうちに様々な改善点を見つけ、報告してきました。2018年11月からは Pull Request を送り始め、自チームが欲しかった機能を実装したり、他のユーザーが困っていて自チームにも影響がありそうな不具合などを修正してきました。この貢献が認められ、メンテナーチームに招待されたようです。

実は、使い始めて最初の1年以上は、アプリの機能開発に掛かりきりのため、あやふやな理解で Severless Framework を使っていました。十分調べる時間をかけられずに、汚いハックを書くこともありました。ですが、どうしてもハックで解決できない問題をPRで解決したのをきっかけに、さまざまな機能に詳しくなっていき、今では汚いハックを捨てられました。

OSS コミュニティへの参加は、仕事をする上でとても有意義に感じます。困った Issue は、たいていユーザーコミュニティやメンテナーチームが解決策を知ってたり、一緒に解決してくれたりします(すぐに行動していれば汚いハックを書く必要も減っていたかもしれません!)。また、Severless Framework のメンテナーチームはとても友好的で、レビューも早く的確です。貢献者やレビュワー双方の負担を下げるツール(ESLintによる書き方の統一、変更箇所のテスト漏れに気づけるカバレッジツール、それらを自動実行するCI)もばっちり導入されており、仕事の生産性改善の参考になります。

今後も、Severless Framework を始めとする OSS やユーザーコミュニティの発展に貢献していけるよう、気を引き締めてまいります。

人気の投稿