Fomantic UI のメンテナになりました


Web UIフレームワーク Fomantic UI の開発チームに招待され、メンテナになりました。2ヶ月前に Severless Framework のメンテナになったのに続き、仕事でお世話になっている OSS への参加になります。

あまり聞き慣れないフレームワークでしょうが、Semantic UI という名前はご存知の方も多いでしょう。Semantic UI は、Web UI フレームワークで高い人気を誇るものの1つです。GitHub の Star を人気の軸として言えば、これくらいの数値です。


Bootstrap132,500 stars
Semantic UI45,100 stars
Element36,700 stars
Vuetify18,200 stars
Quasar9,400 stars
Onsen UI7,400 stars
Kendo UI2,100 stars
(2019/4/15現在で適当にピックアップ)

そんな Semantic UI ですが、クリエーターの jlukic さんの都合により開発が長らく停滞してしまっています。様々な改善をしようにもできないもどかしい状態です。停滞を打破すべく Semantic UI の貢献者有志が集まって立ち上げたコミュニティフォーク。それが Fomantic UI です。

ぼくも Semantic UI に惚れ込んだ1人で、プライベートや複数の仕事で数年使ってきました。長年解決されない不具合や機能不足を何とかしようとしたところ、Fomantic UI チームに連絡を受けて、その立ち上げを知りました。そうして Fomantic UI に Pull Request を送っているうちに、チームメンバーになりました。
  
Fomantic UI の README から、フォークの意図を日本語に翻訳し、引用します。
備考: Fomantic は、Semantic-UI の活発な開発を続けていくために作られました。活発な開発が再開できたらすぐにmasterレポジトリに再統合することを意図しています(訳注:OSS では方針の対立や開発の停滞などからフォークすることがしばしばあります。問題が解消して再統合することも少なくありません)。詳しい情報は以下 issues をご覧ください。
https://github.com/Semantic-Org/Semantic-UI/issues/6109
https://github.com/Semantic-Org/Semantic-UI/issues/6413

追記: このプロジェクトを(訳注:2018年5月に)始めてから多くのことが変わりました。わたしたちは今 FUI v3の開発を始めています。v3 以降への提案についてはこちらで読めます。

わたしたちに SUI へ再統合するつもりがまだあることをハッキリとさせるため、さらなる情報はこのコメントを読んでください。

Fomantic UI は、2018年6月から数週間に1度のペースでリリースを続けています。すでに300以上の不具合修正や機能強化をマージしました。ここには Calendar、Slider などの待ち望まれた新コンポーネントも含まれています。
 
もしあなたが Semantic UI ユーザーなら、Fomantic UI を試してみることを大いにおすすめします。様々な不具合が解決し、使い勝手がより洗練されていて、きっと恩恵があるでしょう。

Fomantic UI v2.x では Semantic UI v2.x への破壊的変更はなく、基本的にドロップイン(差し替えるだけ)でそのまま動きます。ぼくも最近、30画面くらいある Web アプリをSUI から FUI に置き換えて、たった半日の作業、軽微な修正たった1つで済みました。

v3 では、より使いやすく、そして継続的に開発していきやすくするための様々な取り組みが予定されています。楽しみですね。ぼくはレビュープロセスをラクにする CI の導入を進めている他、Vue.js とのインテグレーションをやっていくつもりです。

Semantic UI そして Fomantic UI ユーザーのみなさん、この素晴らしい UI フレームワークのともし火を絶やさぬために、ぜひ貢献者になってみませんか。
  • もし何か FUI/SUI に不具合や機能不足などを見つけたら、ぜひ Fomantic UI のレポジトリに issues を投稿してください。FUI/SUI をよりよいものにする、大きな貢献です。きっと活発な開発・ユーザーコミュニティが手を差し伸べてくれるはずです。
  • JavaScript や CSS に詳しい人は、Pull Request を送ってみませんか。比較的手頃な issues がたくさん あります。自分が使っている OSS を自分の手で改良していくのは楽しいものです。

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